高精度で効率的な外観検査AIを比較!違いや特徴を解説します

外観検査AIは、AIを使って画像データを解析し、製品の不良箇所や欠陥を高精度で検出することができる、従来の人による目視検査や、簡易的な機械検査に代わる革新的な技術です。
大量のデータを解析し、最適な検査方法を自動で学習することができるので、従来の手法では難しかった欠陥の検出が可能になります。
1. 外観検査AIの比較(Roxy AIとNuLMiL)
1.1 それぞれの特徴

Roxy AI
脱ブラックボックス!見える触ってわかる!現場で使いこなせる! 現場で使いこなすためにシンプルを追求したAI外観検査製品です。
1クリックアノテーション
不良箇所をマーキングする作業を1クリックするだけでこれを行えます。
パーセプション(特許出願済み)
グラフとパーセプションを同時に表示させ、AIの個性(正常と不良の捉え方)を可視化させることが可能です。
触診
作成したAIが運用レベルの精度に達しているか、AIがどう感じているかの確認を、画像を触診する(マウスでなぞる)ことで確認出来ます。

NuLMiL
NuLMiLは画像の不良部分を塗り分けて学習するだけで、自動で不良種別を分類できる外観検査AIです。
精度:少ないデータで100%に近い判定精度
1不良当たり20枚程度と少ないデータで100%に近い精度での不良品判定が可能です。
使いやすさ:エンジニア不要でAIが作れる
液晶タブレットで不良部分を簡単色塗り、ボタン一つで学習開始できます。
独自技術:オートノマス学習でAIを高精度化
ABテスト形式の簡単なフィードバックで誰でも簡単に高精度なAIが作れる独自技術を搭載しています。
| 項目 | Roxy AI | NuLMiL |
| タクトタイム | 0.25sec/500万画素 | 1sec/500万画素 |
| 操作感 | マウスでクリックやなぞる | タブレットでタッチ |
| 生成AI | ○ | × |
| 水増し機能 | ○ | ○ |
1.2 価格面の比較
機能や性能が高い程値段は高額になる傾向があります。
「NuLMiL」はRoxy AIと比べると手ごろな価格で購入することができます。タクトタイムやできることはRoxy AIに劣りますが、想定している用途とマッチしていれば低コストで外観検査AIを導入することが可能です。
「Roxy AI」はNuLMiLと比べると価格が高めにはなりますが、タクトタイムをNuLMiLの1/4に抑えることが可能で、高速なサイクルタイムでも対応できます。また、生成AIを活用した精度の高い水増しや、詳細な設定が可能なので、自分で詳細に調整する場合にはRoxy AIがおすすめです。
| 項目 | RoxyAI | NuLMiL |
| 価格 | 200万円後半~ | 100万円前半~ |
| ランニングコスト | アップデートが必要であれば 70万円程/1年 | アップデートが必要であれば 20万円程/1年 |
2. それぞれのメリット・デメリット

Roxy AI
✅ メリット
- タクトタイムが速い(0.25sec/500万画素)
- 生成AIを使った水増しや独自の機能が多い
- 詳細な設定が可能
❌ デメリット
- 価格が高い
- 使いこなすためには多少の知識が必要

NuLMiL
✅ メリット
- 不良個所を塗るだけで簡単に学習できる
- 設定が簡単で知識なく使える
- 価格が安い
❌ デメリット
- タクトタイムが少し遅め(1sec/500万画素)
- 詳細な設定はできない
3. どちらを選ぶべき?
4. まとめ
外観検査AIを導入することで、製品の不良箇所や欠陥を高精度で検出することができるようになり、従来の手法では難しかった欠陥の検出が可能になります。しかし、外観検査AIにも多くの種類があり、それぞれで特徴や性能、できることが異なります。
そのため、事前にどの製品を検査するのか、サイクルタイムは何秒なのか等を想定し、必要な性能を備えた外観検査AIを選択することが重要になります。
どの外観検査AIが用途に合っているか分からない方はぜひ当社にお問い合わせください!最適なAIをご提案いたします。
また、当社では実際のOK、NG製品を送っていただくことで、外観検査AIで判別可能なのかを事前に調査することが可能です。導入を検討中の方で、実際にAIで判別可能か調べてみたい方はぜひ当社にご相談ください。
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